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2001年6月の難解な「実戦の詰み」解答


第36問

4二龍・同銀・4一金(途中上図)・同玉・3二銀・同玉・3三金・4一玉・3二金打・5一玉・4二金寄・6一玉・5二金・7二玉・6二馬・8三玉・8四馬(途中下図)・同玉・8五飛・7三玉・8四銀・6四玉・6五飛・5四玉・5五飛・4四玉・3六桂まで27手詰。

6一金から入る筋も見えるが、4一の方から入るのが正解。そして、一気に8三玉までは、ほぼ一本道。

ここで、7二銀が筋だが、それだと以下、9二玉・8一銀不成・9三玉・7三飛・8三香合・7一馬・8二香合で詰まない。桂香の合駒がなければ詰むのだが。
8四馬とし、8五飛で追う。7三玉に8四銀も実際に詰めた人には気付きにくかったと思う。6二銀が筋だが、7二玉・7三歩・同桂・6一銀不成・7一玉で打ち歩。さらに、6二金・同玉・8二飛成も、6一玉で逃れる。
最後は4四玉までだが、この時、11手目の4二金寄は、上がるでは、詰まなくなるように作ってある。
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