ホームへ戻る/難解な実戦の詰み表紙へ

2003年の難解な「実戦の詰み」No.1解答


第52問

4五歩・同玉・2七角(1八角)・3六桂(途中1図)・同角・3五玉・4六銀打・同と・同銀・同玉・5七金・3七玉・4七金(途中2図)・2六玉・1八桂・1五玉・2六金・1四玉・2四歩・同玉・2五金まで21手詰。


初手4五歩に5三玉は、5二金から6二で精算して早い。で、同玉に対して角の王手だが、3六桂合が玉方の抵抗。これで一挙に難しくなる。

4六で精算した後、6八の金を使っていくのが、一つのポイントだ。金を一枚手元に残しておかないと、どうしても最後に捕まらなくなる。

その金を、5七から4七金と使う。2七飛から追うのは、4八から九段目に入られてしまう。

そして、1八桂が筋悪の一手。香の利きをさえぎる桂なので実戦だとかなり打ちづらいと思うが、これでピッタリ詰む。
問題へ戻る

ホームへ戻る/難解な実戦の詰み表紙へ