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第120問 2一角成・同玉・3二と左・1二玉・2二と寄まで5手詰。 3五の馬がいる為、2三とからの精算を考えてしまうかもしれないが、桂も龍も利いている。2一角成が手筋でこれさえ分かれば後は簡単。結局、馬は詰みに関係なく、実戦ではしばしばこういう状態になる。 |
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第121問 7三角・6四銀・6六金・4四玉・5六桂・5三玉・6四角成・6二玉・7三銀まで9手詰。 初手はここから打つ一手。二手目6四銀の移動合いが5三を開ける好手。対して6六金と5六桂の余地を残しておくのが工夫で、5六金と打ってしまうと、4四玉・4五金に5三玉と逃げ込まれて失敗。 |
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第122問 8三角成・同玉・7五桂・7四玉・8三銀・8五玉・8六金まで7手詰。 7二金は9三玉で論外だが、7一銀も9一玉で駒が足りなくなる。角を切って桂を打つのが正解で、これだと駒が一枚余る。この違いを知って欲しい。 |
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第123問 2二馬・同金・1一龍・1二金・2二銀不成・2四玉・2五香まで7手詰。 王手が少ないので、正解手順は難しくなかったはず。ただ、受けも1二金と寄って節約する手も読みに入れたかどうか。もし3五の桂がなければこの金寄りで詰まないということになる。 |
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第124問 4五馬・6六玉・5五馬・7六玉・6五馬・8六玉・8七馬・8五玉・9五金・7四玉・6五馬まで11手詰。 馬でずっと追いかけて行き、最後金で香を取りさらに馬で仕留めるまで。難しい手はないが、桂の利きなどが分かりづらい。実戦は常に盤上に余分な駒があり、これらは強くなるに従い見落とさないようになる。 |