詰将棋作成専用タブレット

「柿木ソフトを使う」というこの一点のために、WindowsタブレットであるSurface Goを中古で購入。このページは、そんな「詰将棋作成専用タブレット」の記録です。(2022年11月22日記)

下記写真に載せてある図面は、「図巧8番」41手詰。これを今回は、検証のため現在持っているWindowsパソコンで詰ませて見ました。その結果は次のようになっています。なお、柿木ソフトの設定はすべて同じ。柿木ソフト8・アップデイト(V8.15)済で、詰将棋の設定は「長手数用/24MB/192MB計216MB」です。
(2023年9月29日HPパソコン追加)

機器名・メーカー・OS CPUと(メモリ) 解けた時間 発売、購入年月
HP(Win11Pro:64) Core i7-13700T 1.4GHz(16G) 2分25秒 2023年9月購入
柿木ページ Core i7-6600U 2.6GHz(1G) 3分33秒 柿木将棋9・2017年8月記載
マウス(Win10:64) Core i5-7200U 2.5GHz(16G) 4分15秒 2019年9月購入
ドスパラ(Win10:64) AMD Athlon 3000G 3.5GHz(8G) 4分16秒 2020年7月購入
エプソン(Win7:64) Core i5-M480 2.67GHz(8G) 5分23秒 2012年1月購入
DELLノート(Win10:64) Core i7-7500U 2.7GHz(8G) 6分44秒 2017年3月購入
Surface Go(Win11:64) Pentium 4415Y 1.60GHz(8G) 7分19秒 2018年発売/2022年11月購入
Asusミニノート(Win7:32) Atom N455 1.66GHz(1G) 14分26秒 2011年3月購入

これだけを見ると、解いた時間は遅そうに見えるかもしれませんが、実際に図巧8番を7分で解ければ通常の使用にはまったく問題ありません。ちなみに、超難解「プロの実戦の詰み」43手詰は、上記Surface Goは僅か7秒で詰ませています。他の15手前後の実戦の詰みは、1〜2秒です。
私は、「実戦の詰み」や「3手5手詰」を作った時は、まず一手5秒で余詰の検討をし、最後に一手30秒で最終確認をすると言うようにしています。一手5秒でもほとんど漏れることはなく、95%以上はこれで余詰が分かります。
ごくごくまれに(過去に2、3回)、一手5秒での余詰なしという5手詰が、30秒の最終確認時に40手以上の余詰を指摘されたということがありました。また、最短で詰ませなかったことも、数百回のうち1〜2回だけでした。
下の写真は、横にしたものと縦にしたもの。横は元々ついているスタンドで支えられますが、縦で見る時は、スタンドが必要。なお、液晶には、Surface Go専用の保護フィルム、エレコム「BK-MSG18FLFAHD」が貼られています。ちなみにこの保護フィルムも現在販売していない為、ヤフオクで未使用のものを安く手に入れています。映り込みがほとんどなくなるので、私はほぼ全ての液晶にノングレアのディスプレイもしくは保護フィルムを貼っています。
この下の写真は、大きさを比べるために載せたもの。左の写真の一番左が今回購入したSurface Goで、真ん中が3年前に作成した「詰将棋専用のリアルミニ盤」、一番右は通常の一寸盤。
この写真は、タッチペンでまだ購入したばかりです。柿木ソフトの盤面編集で駒の配置をする場合、マウスなら右クリックで簡単に出来るのに、それが出来ないのとアイコンが小さくて押しづらいのが唯一の欠点でした。と言うことで、タッチペン(Metapen Surface用 4380円:タイムセールで3279円)を購入し、使い始めた所です。

ペンの方が指で操作するよりやや使い易いです。ただ、右クリックボタンが柿木で利かない?ので結局長押しで操作しています。ただこれだと指でもあまり変わらない。小さいアイコンは押しやすいですが。
使い方や設定によっては、もっと使い易い方法があるのかもしれません。とりあえず、現状でもマウスとほぼ同じくらいに操作性は良いです。
これはUSB-TypeC変換アダプタ。
Surfaceは、そのままではUSB機器が使えません。変換アダプタは、Amazonなどで2個600円とかであったのですが、どこかのサイトに「100円ショップにもある」という記事を見て、ダイソーで購入。
まあ使えなくても100円なら、と思い買ってきたら、今の所普通にDVDドライブも読み込み、USBメモリも使えてます。
スタンドです。
向かって右の白いスタンドは、昔iPadを買った時に購入したサンワサプライのもので1000円〜1500円くらいだったと思いますが、かなり使いやすく良いです。
左は、ダイソーで買った100円のスタンド。とりあえず立てて見ているだけなら使用可能です。ただ、華奢で頻繁に動かす時には使いづらいです。でも100円ですから・・・。
今回の買い物はかなり良かったと思っています。つぶやき(2022年11月)にも載せた通り、ほぼ1万5千円ですべて揃いました(タッチペンを入れて18000円)。

今後、タブレットによる柿木ソフトをさらに使い易くするために、設定ファイルをいじったり、ペンのもっと良い使い方があるのかなど調べて行きますが、おいおい、ですね。現状、タッチ操作やペンで、マウスで使っていたパソコンと同程度の使いやすさで使える事は分かりました。どこへでも持って行けることを考えると、これからの詰将棋作成はこれ一台と言うことになるでしょう。

将来は、もしまだ動画の為の詰将棋を作っているなら最新のSurface Goを買うのに躊躇しないでしょう。ただ、現在使っているDELLのノートPCを買い換えることになった場合、Surface Proをノート代わりにし、詰将棋作成兼用にするかどうかはその時になってみて、ということになりそうです。(2022年11月22日記)

※2023年、動画作成用のパソコン(HPパソコン)を新たに購入しました。余詰検証も格段に早く正確になった為、詰将棋作成も今後はこのパソコンで行うつもりです。Surface Goを今後どのように使っていくか迷走中。。。(2023年9月29日記)

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